ETIC.インターンシップフェア

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大吉美歩 さん

大学・学年(インターン当時)
学習院大学1年
インターン先
株式会社イデアインターナショナル
インターン期間
2009年2月~2010年1月
仕事内容
経営企画

Q.大吉さんは、なぜインターンを、1年生とい う時期にやろうと思ったの?

大学に入学して経済学という学問の魅力を知り、ビジネスという手段、フィールドこそが大 きく世界を動かす原動力に違いない、自分もその中の強力な歯車になって世界で活躍したいぜ!多くの人や社会の役に立てるデカイ人間になり たいぜ!と無邪気に思っていました(笑)が、当時の自分となりたい自分との大きなギャップに気付き、「修行をしよう!」ということでインターンをやろうと決意しました。一 年生という時期を選んだ、というよりも思い立ったが吉日だと思っているので、思い立ったのがたまたま大学一年生の時だった、という理由です。

Q.学校と両立は出来ましたか?

授業 に関しては最低限、とれる範囲の単位に留め、インターンに力を注ぎました。大学の友人と比べると数は少ないですが、内容を理 解せずに単位だけとることがもったいなく感じて嫌でしたし(貧乏性です。笑)、インターンには集中して取り組めたので良いやり方をした と思っています。このようなやり方ができたのは、大学一年からインターンを始めたことが大きかったと思います。今たくさん単位を取得しなくてもまだまだ大学生活長いし~!と思い切りよく棄権できました。(笑)

Q.インターンをしていて、何が面白かった?やりがいを感じた?楽しかった?

毎日本当に楽しかったです!本当にどんな仕事も楽 しんで働いちゃったんですよ私!(笑)新規事業のサポートや経営・事業戦略の立案を担当している部署で働いていたのですが、新しい案件が次々と飛び込る、会社の日々の進化をダイナミックに味わえる、私が社長だったら!を妄想できる、尊敬する上司の方たちに育ててもらえる、毎日がわくわくでした。自分のだめではなく、“無私”になってとにかく一生懸命働くことが、自分の成長につながる、という本 当に良い環境で働かせてただきました。インターンの最後に部署の上司の方たちから、やめてしまうのは残念、また一緒にビジネスしよう、などなどのお言葉をいただいたときには、家に帰ってこっそり泣きました。(笑)本当にやりがいがあり、面白楽しいインターン期間でした!

Q.インターンが大吉さんの人生に与えた影響は何ですか?

たくさんの良い影響を与えていただきましたが、中でも一番大きな影響は、インターンを始める際、自分の中で3つの目的(1会社の仕組みを知る、2経済学がビジネスの場とどう関係し合っているか学ぶ、3自分の長所や短所を知り、長所を伸ばし、救いようのある短所は改善し、救いようのない短所は長所でカバーできるよう努力する)を 決めていました。しかしインターンを始めて数カ月たったある時、会社の目的と自分の目的を合致させたとき、自分は本当に成長できるのではないか、と思い、それからは自分の成長について細かく考えることなく、とにかくどのようにして会社の目的を達成するか、を
自分の目的に変えたんです。そこから、組織の目的に自分の目的を合わせることが結果として自分の成長になると思える組織にいる時、人は本当に成長する ということを学びました。パラダイム転換でした!これからもそのような場所で生きていきたいと思っています。

Q.インターンで得たことって何ですか?

本当にたくさんあります。企画力、思考力、コミュニケーション力、プレゼン力などのスキ ル面での力や、最後まで諦めずに努力すればできないことはないという自信、今の自分は未熟さMAXだけど、前進し続ければ今できなくてもいつかできるようになる、ということにわくわくできるマインド、なりたい自分像、などなど。あげればきりがありませ ん。また、インターンをしたことがきっかけでインターンシップフェアの運営に関わり、そこで一緒にフェアをつくっ た同じインターン経験者の仲間や、会社の先輩方やETICスタッフの飛鳥さん・内野さんなどの良き人生の先輩と出会えたことも、インターンをやったことで得たかけがえのない財産です。

Q.そのインターン先を選んだ決め手は何でしたか?

99%の直観でと1%の論理で決めました(笑)インターンでは、新規事業という 仕事は産みの苦しみや喜び、0から1をつくる感動を味わえる、最も自分が鍛えられる仕事だと思っていたので、新規事業をやらせ てもらえるインターン先で働きたいと思い、ETICをたずねました。そこでコーディネーターの方からイデアを紹介していただいた際、面 白そう!ここなら成長できる!と感じたので、イデアに決めました。多分5分くらいで決断したと思います(笑)
ちょっと脱線してしまうかもしれませんが、何かを決断するとき、「直観→論理→直観」の順番で考 えると、間違いがないという持論の話をさせて下さい。笑。まず、直観でいくつかの選択肢を見つけ(例:お菓子が食べたい、クッ キーもいいなチョコもいいなアイスもいいという状態)次に、論理でありえない選択肢を削り(例:お菓子の箱の裏を見て、数量 が適当でない値段が高すぎるカロリーが高すぎる、などのお菓子を選択肢からはずす)最後に残った選択肢を直観で決める。(例:クッキーが食べたいからクッキーに決定!)この手順をたどるとたいていの決断は間違いがないと思っています。ポイントは、論理はあくまで選択肢を消去するための手段であり、最後に直観に戻ることを忘れないことです。直観→論理だけで決めてしまう(例:カロリー数量値段が最も最適なチョコに決定!)と、あとあと後悔することがあるように思います。(例:やっぱりクッキーが食べたかったなー)長くなりましたが、イデアも同じ手順をたどって決断しました。

Q.大吉さんにとって、「仕事」とは何ですか?

仕事とは、の問いに答えられるほど自分はまだ仕事を分かっていません。これからの長い人生、仕事というフィールドを通じて夢を叶え、周 りの人たちを幸せにし、社会に良い影響を与えられるよう、努力していきたいです。

と言いつつも恐縮ですが生意気に自分にとっての仕事という存在について思いをのべさせていただくと(笑)、仕事とは、遊びです。楽しくて楽しくて仕方ない。気づいたらやってしまう。とにかく面白い。 笑いが絶えない。なければ生きられない。大学を卒業して社会人になってからも、死ぬまでずっとそんな気持ちで働いていきます!