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四次元ポケット株式会社

山口真吾 

(代表取締役)


  • 最先端ビジネス
  • 新規事業立ち上げ

[プロフィール]
早稲田大学教育学部社会学科卒業後、化学品専門商社にて海外新規開拓営業等を経て、実父が創業者である関東化成工業株式会社(現カントーカセイ)にて、営業・管理面を中心に、下積み経験し、業績が落ち込んでいた大阪営業所、シンガポール法人をV字回復させる。Team Asiaでグローバル企業顧客への市場浸透に成功、業績を伸長させ社長就任、もグローバル化の軌道に乗せた後、更なる成長とイノベーションをおこすため、自らゼロから事業を興すことを決意、今に至る。

起業家からのメッセージ

暗黙知で受け継がれてきた「日本の匠の技」をデジタル化し、若者へ受け継ぐ。

私は同族企業の二代目としてですが下積みから創業40年を超える社長を経験しましたが、これから社会に出られる皆さんにお伝えしたいのは、皆さんのこれからの一生の中で、絶対安泰な産業、事業、会社、組織やはない、ということです。技術革新とグローバル化により、過去よりさらに変化スピードは上がっていますので、今をときめく産業や企業も20年、あるいは10年先すら安泰でないかも知れません。皆さんがどのような社会人生をスタートし経験を蓄積してもイノベーションによりその経験や技術や知識に価値がなくなることが起こりえます、私はそのような方を見てきました。半導体産業や企業は、20年前なら花形でした。今、半導体に携わってきているエンジニアや営業の方は大変です。これは、今に始まったことではないのです。昔なら石炭産業、石油産業、鉄鋼業、半導体、これらは時代時代の国家を支えてきた基幹産業ですが、それでも最大で50年も繁栄を維持していないのではないでしょうか。これからは、サイクルはもっと早く、短くなります。そんな時代に皆さんは就職されるわけです。しかしながらどんな産業が花形になるのか、どんなイノベーションが起こりどのように作用するのか、は予想してもそのとおりにならないのが世の中です。皆さんがこれから従事する産業や会社があっという間に過去のものになることはありえます。そのようなときに、何を考えたらいいのか。私は、自身に実力をつけることがこれからで生きてゆく上で重要だと考えます。時代の変化が早い時代にどんな実力をつけたらいいのか。そのひとつに「胆力」を挙げたいと思います。胆力とは、ゼロから一を生み出す勇気を持つ、行動してみる、大変さを楽しむ、むしろ変化を起こす側にまわること。そして、その先にある至上の喜びなり達成感を求めること、ではないかと思っています。幸い、弊社はまさに、ゼロからいちを作り出そうとしている絶好のタイミングです。こんな機会はなかなかありません。この機会を逃さず、身をおいて経験して一緒に一をつくりだす喜びと自信、胆力をつけて欲しいと思っています。ともに一を作り出す喜びを実感しましょう、半年後には、胆力がついてパワーアップした姿になって欲しいと願っています。

こんなプロジェクトを仕掛けよう!

日本のものづくりのデジタル化で「MADE IN JAPAN」の製造業を未来に残す救世主、求ム。

家電・自動車産業を筆頭に、日本の高度経済成長を牽引してきた製造業を取り巻く環境は今、大きなターニングポイントを迎えています。少子高齢化とグローバル化が同時におしよせ、これまで長年にわたって培ってきた「日本の匠の技」が未来へ受け継ぐことができなくなり、世界に誇る高品質な「MADE IN JAPAN」の品質が崩れ去ろうとしています。そのタイムリミットはあと10年とも言われており、なんとかその現状を打開するべく、四次元ポケットは「日本の職人の技をデジタル化し、データでストックする」ことで未来へその技を受け継ぎ、若者が、異国の方が、あるいはロボットが、「日本の匠」になれる時代を築こうとしています。

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