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特定非営利活動法人Teach For Japan

松田悠介 

(代表理事)


  • ソーシャルビジネス
  • 新規事業立ち上げ

[プロフィール]
Teach For Japan 代表理事。日本大学文理学部卒業後、私立中高一貫校にて体育教師として活動、教育委員会勤務を経て、ハーバード教育大学院 M.Ed. を取得。PwC Japan 退職後、2010年に NPO 設立、現在に至る。世界経済フォーラム Global Shapers Community メンバー。

起業家からのメッセージ

全米No.1 NPO Teach For Americaの事業モデルを日本で実現!教育格差の是正を目指す!

高度成長期以降の日本は、その「成功モデル」を踏襲し、みんながある程度同じ方向に向かって進めば、豊かになっていく社会でした。しかし今、私たちはすでに先の見えない時代に突入しています。この先子どもたちが、このグローバルで複雑な世界を生き抜くためには、課題に直面した時に自分の頭で深く考え、他者を巻き込み、協働して問題解決していく能力が必要です。
すでに世界各地では、そんな「次世代教育」のための様々な教育の取り組みや改革が加速しています。一方、日本の学校現場は、学力レベルの低下、教員の多忙化など、多くの課題を抱えています。加えて、貧困や教育格差の問題も非常に大きな問題となってきています。実はOECD加盟国の中でも、日本は子どもの相対的貧困率が4番目に高い国なのです。
学校現場では、今こそ、これらの複雑で大きな課題を解決できる教師が求められています。
子どもの可能性を信じる。教えるのではなく、いっしょに学び、ハードルを一つずつ取りのぞき、半歩先を照らす。学習意欲が低い子どもに対しても、決してあきらめることなく、粘り強く信頼関係を構築しながら導いていく。そして、すべての子どもたちに、時代を切り拓いていく力を身につけてもらう。
Teach For Japanが採用し、教育現場に送り込むのは、それができる優秀かつ情熱のある人材ばかりです。そうした教師との出会いにより、子どもたちは高い質の教育を受けるとともに、自尊心を回復させ、前向きな気持ちで勉強に取り組むようになります。実は私自身も、中学時代に出会ったある教師の存在によって、人生を大きく変えることができました。
TFJのムーブメントは、持続する仕組みです。TFJの卒業生たちは、その後も教育だけでなく、ビジネス、政治や行政、さまざまな分野のリーダーとなって、教育の変革に取り組みます。
そして50年後、すべての子どもたちが自分の可能性を追求し、成長できる社会を実現します。 そのために、同志たちといっしょに、今日やるべき宿題にひとつずつ取り組んでいくだけです。
この事業を成功させるために、あなたの力を貸してください。本当に意味のある事業をつくるために、立ち上げの一番重要な時期をご一緒できる仲間をさがしています。
インターンとしてお願いする業務の中には、楽しいものばかりではないかも知れません。立ち上げ2年目の若い団体です。何をしなければいけないのか、誰かから指示が来るのを待っているのではなく、自分で考え、行動していただく必要のある場面がほとんどです。ただ、若い団体だからこそ、自分一人の頑張りが事業を一歩前に進める、その特別な経験を提供することができます。すべての「一歩」は、「ひとりひとりの子どもが最大限活かされる社会」の実現への「一歩」です。どんなに細かい事務作業も、より良い教育を課題を抱える子どもたちのもとへ届け、社会を巻き込んで教育課題の解決に取り組む文化を創造することに繋がっています。
「ひとりひとりの子どもが最大限活かされる社会」を実現するため、私たちが選んだのは、Teach For America モデルの日本への導入です。導入のためには、新卒採用文化等の雇用関連の見直し、教員免許制度の柔軟化、NPOと社会の新しい連携形態の構築等々、様々な課題を解決する必要があります。大きく社会を変え、ビジョンを実現するため、あなたの時間と知恵を貸してください。熱いみなさんとご一緒できるのを楽しみにしております!

こんなプロジェクトを仕掛けよう!

『次世代の教師に、リーダーシップを!すべての子どもに、時代を切り拓く力を!』実現のために、教師派遣事業と学習支援事業を全国で展開するリーダー募集!

リーダーシップを備えた優れた教師を育成・輩出することで、すべての子どもたちが、「夢中になれる力」「考える力」「チームで達成する力」などを身につけ、正解がない中で、新しい時代を切り拓ける教育を目指すTeach For Japan。そんな教育を実現していく上で、事業拡大を共に担ってくれる右腕をインターンとして募集します!

プロジェクトの詳細を見る