ETIC.インターンシップフェア

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斉藤瑛梨香 さん

大学・学年(インターン当時)
横浜国立大学経営学部1年
インターン先
ロアジスジャパン株式会社
インターン期間
2011年8月~2012年8月
仕事内容
店舗運営、新規顧客開拓、マーケティング等

Q.なぜインターンをしようと思ったのですか?
大学入学してからの半年間は、サークル活動に勉強に遊びに忙しく、私はそんな大学生活にとても充実感を感じていましたし、もちろん不満は全くありませんでした。ですが、いつからか、もっと違う充実感を得たいなと思うようになりました。それは多分、大学の講義で毎週、熱い起業家の方の話をきいていたからだと思います。自分も何かに熱中できるものを見つけたい!と思うようになっていました。そんな中、インターンシップの存在を知りました。IFに参加して、狭い世界の中で満足していた自分に気づき、もっと広い世界で、軸のしっかりした人間になりたいと思い、インターンをしようと決意しました。
Q.なぜ2年生の春休みにインターンをやろうと思ったのですか?
インターンシップフェアに参加して、今すぐやりたい!と思ったんです。多分、それが1年の春休み前であっても、2年生というタイミングであっても変わらなかったと思います。もちろんIFに参加していた起業家の方々は誰もが真剣ですごく熱い思いをもっていて、こんな起業家のもとで学びたいととても思いました。しかし、何よりも私が衝撃を受けたのは、インターンシップフェアに参加している大学生、インターンを経験した大学生の意識の高さでした。目的意識や自分のしっかりとした軸をもった大学生が、こんなにたくさんいるのか、ということに驚いたとともに、はやく追いつきたいと思ったんです。
Q.インターン先を選んだ決め手、インターン先の事業内容、インターン先でどのような仕事を行ったかを教えてください。
決め手は、「わくわく」です!「海外との取引」、「犬」、「オーガニック」。ロアジスのキーワードはとても魅力的で、ここでビジネスが学びたいと強く思いました。ロアジスは、こころ、からだ、自然に優しいオアシス(憩いの空間)を提供することをコンセプトに様々な活動をしている企業です。 最初5カ月は、店舗運営に携わりました。マーケティングやカフェメニュー新商品開発をしながら新規顧客開拓をし、接客や製造のマニュアルやオペレーションを作るなど、店舗の基盤作りをしました。その後、本部事業、特に卸業に携わりました。商品のパッキングや出荷作業から営業同行、マーケティングまで様々なことを行いました。
Q.学校との両立はどのようにしましたか?
授業は必修の授業のある曜日に詰めて、週3で学校に通い、週4でインターンをしていました。テスト期間中は休みをいただいたり、出勤日時も柔軟に対応していただいたりといろいろとご配慮いただいていましたし、土日もインターンできたので、インターンにコミットできたと思います。また、私は経営学部なので、大学で学習していることを、インターンでリアルに体験できたので、大学での勉強により身が入りました!
Q.インターンをしていて面白かったことや、やりがいを感じたことを教えて下さい。
毎日が発見の連続でおもしろかったです。どんなことでお客さんは喜んでくれるのか、何をしたらもっと多くのお客さんに足を運んでもらえるお店になるのか、どんなふうに商品の良さを伝えたらいいのか、もっとロアジスを多くの人に知ってもらうにはどうしたらいいのか、自分で考えて、実行し、反応をもらい、さらに改善する。その中で、普段の生活では気づけないこと、知りえないことを多く知りました。お客さんのブログでロアジスの商品やサービスを喜んでくれているという様子が見えたときや、大きな企業との取引が成立したとき、なにより直接喜びの声を届けてくれたときには、やりがいをとても感じました。
Q.インターンで辛かったこと、悔しかったことは何ですか?
何か新しい試みをしても、すぐには「売り上げ」という結果にはつながらなかったことが一番つらかったです。でも、その辛い時期でもめげないで進み続けたからこそ、今のロアジスがあると感じられるので、良い経験でした。悔しかった経験もたくさんしました。お客さんに商品を上手く紹介できなかったとき、お客さんに不満そうな顔をさせてしまったとき、多くの労力をかけたものが、失敗に終わってしまったときです。ですが、私は結構な負けず嫌いで、その全ての悔しさが今の私をつくっていると感じています。
Q.インターンを1年生という早い段階で経験したことで広がった可能性や、その後の学生生活への影響はありますか?
1年生でインターンを行えたので、時間的な余裕もあり、1年間続けられたことはとても大きいです。6ヶ月目からの半年は、その前の半年よりももっともっと濃く、本当に貴重な時間でした。 また、就活など余計なことを考えずにひたむきにインターン活動に従事できたし、視野もとても広がりました。大学でも、自分から興味のあることには飛び込んで、いろんな人と関わる機会を得、様々な経験をすることができました。自分が大切にしている「価値」は何なのか、ゆっくり模索する時間も得られました。
Q.インターンを通して得たものは何ですか?
インターンでは、ビジネスの一連の流れを垣間見ることもできましたし、ビジネスマナーや資料の作り方、店舗を運営する上での様々な知識など多くのものを得ました。ですが、技術的な部分だけでなく、インターンを経て、自分の軸がしっかりと確立したように思えます。一般的に正しいとか、正しくないとか関係なく、自分を信じることができるようになりました。いろんな経験をさせていただいたことで、視野も広がったし、度胸もつきました。いろんな状況に落ち着いて対応できる柔軟性も身につきました。一番大きく変わったのは「考え方」ですね!
Q.これからインターンを考えている人にメッセージをお願いします。
今ある時間をどのように使うかは自分次第です。何かに無我夢中になって取り組めることはとても幸せなことです。考えすぎて時間を無駄にしてしまう前に、まず行動してみてください。自分の信じる道を突き進んでみてください。考えても答えはでません。進んだ先に答えはあるのだと私は思います!ETIC.のインターンでは、思いをわかちあえる仲間にたくさん出会えます。自分の考えを掘り下げてくれる仲間にもたくさん出会えます。自分の可能性をもっと広げてみませんか。