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NPO法人かものはしプロジェクト(カンボジア駐在インターン)

青木健太 

(共同代表)


  • ソーシャルビジネス
  • 新規事業立ち上げ

[プロフィール]
東京大学教養学部中退。09年よりカンボジア駐在。コミュニティファクトリーの生産・営業・運営全般を担当。単に仕事を提供するだけでなく、識字教育や貯蓄制度を導入するなど、「生きる力」を提供している。「現地の人が生きる喜びを見つけ、いきいきしている姿を見ることが、私の最大の喜びです。」

起業家からのメッセージ

現地の人と共に、自立の道をつくっていきたい。

私たち、かものはしプロジェクトは、世界から児童買春と若者の人身売買被害をなくすことをミッションに活動するNPOです。
私たちはプロジェクトを行うとき、何が根本的な問題解決に繋がるのか、そしてその解決策がいかに持続的に拡大できるのかということを大切にしています。
現在カンボジアにおいて、買う人を取り締まるための警察訓練事業や、子どもや若者が望まない労働を強いられないように雇用支援事業や孤児院の支援などなど様々なプロジェクトを実施しています。
今回の現地でプロジェクトに取り組んで頂く方には、その持続性、発展性のための仕組み作りに参加してもらいたいと思っています。
具体的には、次の二つのプロジェクトに参加してもらいます。
私たちは、い草やココナッツの葉で雑貨を手作りする工房を運営しています。(コミュニティファクトリープロジェクト)その運営の黒字化と、現地の人だけで運営できるための体制作りにチャレンジしています。最貧困層の女性達が雇用を通して生き抜く力をつけていく。そしてその事業がきちんと継続できるように運営方法を洗練させ、形を残していくことが課題です。
もう一つが支援を頂いているサポーターへの情報発信です。自分が寄付したお金がどのように現地の人々の笑顔を生んでいるのか、それをどれだけ身近に感じてもらえるか、それが今後の団体の収益の柱を育てることになります。現場が遠く、成果を実感しづらい国際協力のイメージを変えることは、日本の寄付市場の拡大にも繋がっていくでしょう。
2012年度はもっとも事業が成長する時期だと捉えています。それを加速させるインターン生を必要としています。
具体的に期待するのは次の三点です。
1)現地の駐在員や代表とディスカッションする中で、事業を進化させるための新たな視点、意見、アイディアを出そうと努力すること、2)現地の村の女性やカンボジア人スタッフに信頼されるだけのコミットメント、当事者意識、努力、3)途上国の開発援助の現場で、団体を創業した二人の共同代表や駐在員と一緒に働く中で、誰よりも成長し、現地の人たちにより役に立てる人間になること。
特に今後国際協力や、開発援助を志す人にとっては貴重な現場経験になると思います。一緒に働けるのを楽しみにしています。

こんなプロジェクトを仕掛けよう!

カンボジア農村地域での生活雑貨を手作りする工房、コミュニティファクトリー経営~大人に仕事を、子どもに教育を~貧困層に職業訓練と仕事を提供するモデルをカンボジアで創る!~

かものはしプロジェクトは貧困を主原因とする、カンボジアのだまされて売られる子どもの問題の根本的な解決を目指し、農村にコミュニティファクトリーというハンディクラフト製品を作る工房を設立し、村の女性たちに職業訓練と雇用を提供しています。今回は、実際にそのカンボジアにあるコミュニティファクトリーで、事業の黒字化と体制の自立を共に実現するインターン生を募集します

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